オリハルコンと中枢制御ユニット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 21:18 UTC 版)
「Deep-Blueシリーズ」の記事における「オリハルコンと中枢制御ユニット」の解説
オリハルコンは、先史パシアテ文明によって生み出された多目的万能結晶。緑か青の発光色を放つ超物質で、これを専門技術で加工することにより、人工脳のような機能を持つ「中枢制御ユニット」を作り出す事ができる。また高性能なユニットには高度な自律意識を宿らす事もできる。製造法も組成も不明なこの物質は現代では精製できず、その供給はEプラントからの発掘に全てを頼っているため、取引価格が安定しない。またこの結晶体には純度があり、低級オリハルコンから最上級の超高純度オリハルコンまでランク付けされる。純度は性能と正比例するため、純度が高い物ほど良質なオリハルコンで、高性能の中枢制御ユニットを作り出せるという事になる。特に高純度以上のオリハルコンは、発掘される量が少ないため第一級の戦略物資として扱われており、裏ルートでも使わない限り民間レベルでは入手不可能。最近では市場に出回るオリハルコンも低級中心と質が低下してきており、それに伴い中枢制御ユニットの性能も下がってきているため、最新型機動兵といってもオリハルコンを潤沢に使えた旧世代機に性能で劣る代物が多い様子。Eユニットを作る上で必要不可欠なこの物質を安定供給するため、人工精製しようと研究している機関や工房士は数多い。しかしそれは未だ実現出来ておらず、ごく少数の天才工房士が精製に成功したと噂される程度で、それを実用化・量産化できる所にまで持って行った者はまだ誰もいないとされている。しかし、表に出ない裏の歴史では、統一戦争で滅んだガラクシア王国が人工精製に成功した上に量産化にまでこぎつけていたという事実がある。
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