オペ‐アンプとは? わかりやすく解説

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オペ‐アンプ

operational amplifierから》IC集積回路)を用いた高増幅率の直流増幅器二つ入力端子への入力の差を増幅する機能をもつ。演算増幅器。OPアンプ。


オペアンプ

広い周波数範囲増幅度が大きく2入力端子入力インピーダンス極めて大きく出力インピーダンス小さな直流増幅器直流においても増幅度が大きい。交流増幅器ではオペアンプの機能出せない)のこと。これらの特徴のため、種々の能動回路を作ることができる。普通は出力側から入力側に帰還(フイードバック)をかけて使用しいろいろな機能関数演算。オペアンプはオペレーショナル・アンプリファイアー、演算増幅器の略)、反転増幅器ボルテージホロワー足し算引き算積分微分各種フィルターその他が利用できるポテンショスタットバイポテンショスタット、など、電気化学計測大い恩恵受けている。

オペアンプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/28 15:11 UTC 版)

オペアンプoperational amplifierオペレーショナル・アンプリファイア)は、非反転入力端子(+)と反転入力端子(-)と、1つの出力端子を備えた増幅器電子回路モジュールである[1]。日本語では演算増幅器という[1]OPアンプなどと書かれることもある[1]増幅回路コンパレータ積分回路発振回路など様々な用途に応用可能である。


  1. ^ 「イマジナリ(ル)ショート」は和製造語
  2. ^ 何らかの突出した特性を持つ特定用途向けのオペアンプは、それが原因で推奨用途外使用をしたときに意図しない動作をしたり、あるいはそれを防ぐための外付け回路の工夫を必要とすることがある。
  3. ^ OPで始まる型番のオペアンプは1990年にアナログ・デバイセズが買収したプレシジョン・モノリシック英語版Precision Monolithic, Inc(PMI))が開発した製品である。
  4. ^ モトローラの商標であり、この名称の使用を避けて「フルスイング」と表現する場合もある。
  1. ^ a b c 藤原修 pp.11
  2. ^ a b 藤原修 pp.14
  3. ^ a b c 藤原修 pp.20-24
  4. ^ 藤原修 pp.19
  5. ^ a b 藤原修 pp.28-32


「オペアンプ」の続きの解説一覧

オペアンプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 17:03 UTC 版)

等価回路」の記事における「オペアンプ」の解説

オペアンプ(演算増幅器)は、右図(a)回路記号表され反転入力と非反転入力2つ入力端子持ちそれぞれの入力電圧v i − {\displaystyle v_{i-}} 、 v i + {\displaystyle v_{i+}} 、電圧増幅率を A v {\displaystyle A_{v}} としたとき、理想的に出力端子A v ( v i + − v i − ) {\displaystyle A_{v}(v_{i+}-v_{i-})} となる電圧出力する回路である。 また、正負電源供給する端子V S + {\displaystyle V_{S+}} と V S − {\displaystyle V_{S-}} )がある。 現実的な回路素子としては右図(b)のように、 入力インピーダンス R I {\displaystyle R_{I}} 出力インピーダンス R O {\displaystyle R_{O}} 入力オフセット電圧 V I O {\displaystyle V_{IO}} が存在するまた、入力電圧v i − {\displaystyle v_{i-}} 、 v i + {\displaystyle v_{i+}} )の範囲や、出力電圧 v o {\displaystyle v_{o}} は内部回路の構成により電源電圧範囲V S + {\displaystyle V_{S+}} ・ V S − {\displaystyle V_{S-}} )よりも狭くなる。ただし、これらの入力・出力電圧電源電圧範囲いっぱいになるようにした製品もある。 理想的な状態では、 入力インピーダンス R I {\displaystyle R_{I}} は無限大入力端子電流流れない電圧増幅A v {\displaystyle A_{v}} は無限大 出力インピーダンス R O {\displaystyle R_{O}} はゼロ 周波数特性平坦帯域無限大入力オフセット電圧 V I O {\displaystyle V_{IO}} がゼロ 温度ドリフトゼロ とみなす。 このような理想的な条件の下でオペアンプを用いた回路における付随する素子定数決定することが多い。ただし、高精度性能要求される場合は、調整手段設けたり用途別のオペアンプを選択する必要がある

※この「オペアンプ」の解説は、「等価回路」の解説の一部です。
「オペアンプ」を含む「等価回路」の記事については、「等価回路」の概要を参照ください。

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