エンザン ナクル パウリスタ【エンザン ナクル パウリスタ】(草花類)
登録番号 | 第11430号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザン ナクル パウリスタ よみ:エンザン ナクル パウリスタ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種はCymbidium tracyanumに「シグナル アンドロイド」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡緑黄の地色に穏紅色の斑点及び穏黄ピンク色のぼかしが入る、リップはてい形で淡緑黄の地色に濃橙赤色の斑点が入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、葉の長さは75~105㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑である。咲き型は部分反転・平咲き、花の横径は121~140㎜、縦径は81~100㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広かま形、先端の形は不等鋭形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は微突形、周縁の反転はかなり小、波打ちはやや大である。全体的な花色は複色系、花色はセパル及びペタルは淡緑黄(JHS カラーチャート2903)の地色に穏紅(同0115)の斑点及び穏黄ピンク(同0711)のぼかしが入る、リップは淡緑黄(同2702)の地色に濃橙赤(同0714)の斑点が入る。花の香りは弱、開花期は初冬である。「カントリー カサノバ デボン」と比較して、セパル及びペタルに穏紅色の斑点及び穏黄ピンク色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、Cym.tracyanum に「シグナル アンドロイド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
「エンザン ナクル パウリスタ」の例文・使い方・用例・文例
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