エンザン グレープス ポーシャ【エンザン グレープス ポーシャ】(草花類)
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登録番号 | 第6490号 |
登録年月日 | 1998年 6月 8日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザン グレープス ポーシャ よみ:エンザン グレープス ポーシャ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 6月 10日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「イナサ」に「シルバン スター」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンクの条線,ラテラル・セパルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンクのぼかし,ペタルがピンク白の地色に鮮紫ピンクの条線が入り,リップが円形でピンク白の地色に鮮紫ピンクの斑点及びぼかしが楔状に入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は45~60度,先端の角度は30~60度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,上部,中部及び下部の色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は61~80㎜,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,先端の形は不等切形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は円形,先端の形は微突形,周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系,花色はドーサル・セパルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に鮮紫ピンク(同9504)の条線が入る,ラテラル・セパルは淡紫ピンク(同9501)の地色に鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが入る,ペタルはピンク白(同9201)の地色に鮮紫ピンク(同9204)の条線が入る,リップはピンク白(同9201)の地色に鮮紫ピンク(同9204)の斑点及びぼかしが楔状に入る。花の香りは弱,開花期は冬咲きである。 「シルバンスター トキメキ」と比較して,花の横径が小さいこと,ドーサル・セパル及びペタルの内側の花色の分布が条線であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の温室(山梨県塩山市)において,「イナサ」に「シルバン スター」を交配して得られた実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ENZAN GRAPES ’RN306’」であった。 |
「エンザン グレープス ポーシャ」の例文・使い方・用例・文例
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