圧着端子
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圧着端子(あっちゃくたんし、英語: solderless terminal)とは電線端末に取り付ける接続端子のひとつで、電線と端子とを機械的圧力をかけることにより、固着させることからこの名称がある。
- ^ そのため、英語では圧着端子を、 "solderless terminal" (solder ははんだ、lessは「非-」の意味)という。
- ^ a b c d 『JIS C 2805:2010 銅線用圧着端子』2010年。
- ^ a b c 日本電機工業会・日本電機制御機器工業会 電線接続2030JWG (2023年3月31日). “制御盤内の電線接続方式 〜端子・締付具の課題と対応〜”. 2023年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月30日閲覧。
- ^ 『JIS C 2806:2003 銅線用裸圧着スリーブ』2003年。
- ^ “フェルール | Phoenix Contact”. フエニックス・コンタクト株式会社. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “フェルール端子圧着工具トップページ”. インターケーブルジャパン (2021年11月9日). 2023年11月17日閲覧。
- ^ “プッシュインPlus端子台 概要 - 技術解説 | オムロン制御機器”. www.fa.omron.co.jp. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “配線作業の効率化スプリング端子機器|富士電機機器制御”. 配線作業の効率化スプリング端子機器|富士電機機器制御. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “制御盤ソリューション(制御盤製作の作業改善)|三菱電機エンジニアリング株式会社”. www.mee.co.jp. 2023年11月17日閲覧。
- ^ 商品名として、パナソニック製「フル端子」、東芝製「SL端子」などがある。
- ^ http://www.te.com/jpn-ja/products/terminals-splices/crimp-terminals/crimp-quick-disconnects/faston-terminals.html?tab=pgp-story
エレクトロタップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:41 UTC 版)
樹脂製の接合部品で、フラップ中にある金属部が、挟み込むことで電線の絶縁被膜を押し破り、電線部の被覆をむかずに簡単に接続できる。商品名ではスリーエム ジャパンのスコッチロックなどで商標登録もされている。特に電線の中間部分から分岐接続を行う事が容易にできるため、自動車用の配線部材としてETCやLEDなどアフターマーケット電装品の接続部品として多く使用される。但し、経年劣化や、取付時に配線の太さが適合しないことによる接触不良や断線が起きる場合もあり、不具合の原因となり得るため、エンジンコンピュータや灯火類など重要な部分から各種信号や電源を分岐する場合には注意を要する。特に車外の水が掛かる箇所に十分な防水対策を行わず安易に使用すると、毛細管現象による水の侵入経路となり、車内外のコンピュータや電装品を水没させることがあるほか、異種金属接触腐食によって脆化し、振動等でハーネスが切断されることがある。
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