エルベを題材とした作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:00 UTC 版)
「リリー・エルベ」の記事における「エルベを題材とした作品」の解説
2001年、作家のデヴィッド・エバーショフが、エルベの生涯をモチーフにした "The Danish Girl" (en) (邦題: 「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」、後述の映画化に合わせて「リリーのすべて」のタイトルで再出版)という作品を書いている。この作品は2015年に『リリーのすべて』(原題: The Danish Girl)というタイトルで映画化された。なお、エルベ自身も自伝として "Man into Woman" を1931年に出版している。 荒俣宏は自著『荒俣宏の世界ミステリー遺産』の中で、「リリ・エルベの肖像画」としてエルベのことを紹介している(祥伝社黄金文庫、2011年、81頁)。この本では出生名 (Einar Wegener) のことを「エイナ・ヴェーナ」と表記していた。しかしながら、妻ゲルダの作品コレクションを書籍化するにあたり、荒俣は大阪大学世界言語研究センターのデンマーク語・スウェーデン語研究室が編纂した辞典 (新谷俊裕, 大辺理恵 & 間瀬英夫(編) 2009) を参考にした。この辞典の表記に則り、2016年に荒俣が出版した本では、出生名は「アイナ・ヴィーイナ」、性別適合手術を受けてからの名前は「リリ・エルベ」と表記されている。
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