エコーチェンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 13:16 UTC 版)
エコーチェンバー(英語: echo chamber)
「エコーチャンバー」と表記されることもある。
- エコー・チェンバー - おもに音の録音用に建設された残響室
- エコー・チェンバー - 上記と同様の音響効果をもたらす機器 → リバーブレーター、ディレイ (音響機器)
- エコーチェンバー現象 - マス・メディアやSNSなどにおける現象、「エコーチェンバー化」などとも。同じ意見の人だけが話し合っているうちにそれが正しいことだとみんなが信じてしまう現象。
関連単語
エコー・チェンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 03:42 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動エコー・チェンバー(英語: echo chamber)は、音楽の録音をおこなうための残響室。エコー・ルーム(英語: echo room)とも呼ばれ、反響音などの録音に用いられてきたが、機材の発達によって、同様の効果はデジタル機材などでも得られるようになってきている[1][2]。
概要
物理的空間としてのエコー・チェンバーは、音響実験室としての残響室と同様に、音を反射する硬いコンクリートやタイルなどで内装を処理した部屋[5]それぞれに個性があり、たくさんのエコー・チェンバーを擁する録音スタジオにおいては、エンジニアが個々のエコー・チェンバーの個性によって使い分けをすることもある[6]。
エコー・チェンバーは、1930年代から設置されるようになり、1970年代までは盛んに使用されていた[2]。
ロサンゼルスのキャピトル・スタジオやRCAスタジオには、それぞれ8室のエコー・チェンバーが設けられている[6]。
脚注
- ^ @niftyミュージック (2012年11月14日). “アビー・ロード・スタジオ、一般公開へ”. リアルライブ. 2017年6月23日閲覧。
- ^ a b Alary, Benoit (2017年2月22日). “没入感を出すための、従来のリバーブメソッドの可能性”. Audiokinetic. 2017年6月23日閲覧。
- ^ 反響室 - Weblio/ JST科学技術用語日英対訳辞書
- ^ 白石知雄 (2017年5月29日). “仕事の日記 無音室と反響室”. 白石知雄. 2017年6月28日閲覧。
- ^ 世界大百科事典『エコールーム』 - コトバンク
- ^ a b 石川照樹. “アル・シュミット レコーディングセミナー”. 日本音楽スタジオ協会. 2017年6月23日閲覧。
エコーチェンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 16:50 UTC 版)
「エコーチェンバー現象」および「フィルターバブル」も参照 メタバースは、エコーチェンバー現象とフィルターバブルの社会的影響を拡大する可能性がある。メタバースは各人の信念に基づいて仮想世界をアルゴリズムで生成でき、メタバースは利用者への求心力を維持または増加させるために、偏ったコンテンツでユーザーの現実の認識をさらに歪める可能性がある。ARのパイオニアであるルイス・ローゼンバーグ(英語版)は、メタバースはソーシャルメディアよりもさらに社会の分断を広げる可能性があると警告した。
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