エクセーラ【エクセーラ】(草花類)
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登録番号 | 第4167号 |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ミルトニア | |
登録品種の名称及びその読み | エクセーラ よみ:エクセーラ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 11月 24日 | |
品種登録者の名称 | 清水育夫 | |
品種登録者の住所 | 愛知県岡崎市東蔵前町字五反畑55番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 清水育夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヘーゼル・クルックス」に「J・M・ブラック」を交配した実生苗 から選抜,育成されたものであり,花はピンク白色地に淡紫ピンク色の斑,マスクは ピンク白色地に最外側部は白色に赤紫色の条線が入る部分抱え反転の大輪花である。 株の大きさは大,草姿は斜上,ぎ球茎の有無は明確,正面の形は長楕円形,高さは 51~75mm,長径は21~30mmである。葉の正面の形は広線形,先端の形は不等漸鋭先形, 葉の長さ及び幅は中,葉表面の色は緑,全葉数は10以上である。花茎の色は緑,抽出 方向は斜上,強さは強,花型は部分抱え反転,花の横径及び縦径は大,花全体から受 ける花色は桃である。ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,地色はピンク白(JHS カラーチャート9201),斑の型はぼかし斑,色は淡紫ピンク(同9202),ラテラル・ セパルは広倒卵形,斑の模様はその他,色は淡紫ピンク(同9202),地色はピンク白 (同9201),ペタルは倒卵形,地色はピンク白(同9201),斑の型はぼかし斑,色は 淡紫ピンク(同9202)である。リップ正面の形はⅧ型,先端の形は心形,地色はピン ク白(同9201),斑の型は覆輪,色は淡紫ピンク(同9202)である。マスクの発現程 度は明確(中),型はⅤ型,色数は3色,主たる地色はピンク白(同9201),最外側 部は白,条線の色は赤紫色である。花の香りは弱,開花期間は育成地(愛知県岡崎市) における開花期は5月初旬の初夏である。 「スプリングシンシア サヤカ」と比較して,ドーサル・セパル正面の形が長楕円 形であること,地色がピンク白であること,斑の色が淡紫ピンクであること,リップ 先端の形が心形であること,マスクの主たる地色がピンク白であること等で区別性が 認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和39年,「ヘーゼル・クルックス」に「J・M・ブラック」を交 配した実生フラスコ苗を導入,その中から選抜し,以後,増殖をしながら特性の調査 を継続し,平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したもので ある。 なお,出願時の名称は「エクセレント・ユー」であった。 |
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