エクスプレス‐カード【ExpressCard】
ExpressCard
ExpressCardとは、PCカードの規格を策定しているPCMCIAによって2003年に発表された、PCカードの後継規格となる拡張カードの規格である。
ExpressCardが提供する機能はPCカードと同様で、1つのカードスロットを利用してメモリカードアダプタやLANカード、拡張インターフェースといった複数の機能を利用可能にするものである。PCカードとExpressCardとの間に互換性はなく、それぞれ形状も異なる。
ExpressCardでは、PCとの接続インターフェースにUSB 2.0、PCI Expressのどちらかが利用されている。PCカードがパラレルインターフェースの転送方式であったのに対して、ExpressCardではシリアルインターフェースが採用されており、より高速なデータ転送を実現している。また、ExpressCardはホットスワップに対応しており、電源を入れたまま抜き差しすることができるようになっている。
ExpressCardはPCカードに替わる規格として、家庭用のノートPCを中心に徐々に普及しつつある。
参照リンク
Official Home Page for ExpressCard Technology from PCMCIA - (英語)
ノート型PC: | dynabook KIRA V832 EDiCube Eee PC ExpressCard educationPC HP Mini 110-3000 ハードディスクパスワード |
エクスプレスカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 23:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動エクスプレスカード
- ExpressCard - コンピュータ用インターフェースの一つ。
- JR東海エクスプレス・カード - JR東海と提携したクレジットカード会社が発行するクレジットカード。
- Apple Pay#エクスプレスカード - Apple Payにおいて、特定のカードを認証なしで利用できるようにする機能。
エクスプレスカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:18 UTC 版)
「Apple Pay」の記事における「エクスプレスカード」の解説
日本でのSuicaサービス開始にあたって、改札通過時の生体認証による本人確認作業が通行の妨げになるため、本人確認を省略して使用することができるエクスプレスカード機能が追加された。交通系ICカードなどの一部のカードが、エクスプレスカードに対応している。なお一部のカードに限られるが、デバイスが充電切れでOSが起動できない場合であっても登録したカードを使用することができる予備電力機能にも対応している。
※この「エクスプレスカード」の解説は、「Apple Pay」の解説の一部です。
「エクスプレスカード」を含む「Apple Pay」の記事については、「Apple Pay」の概要を参照ください。
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