エクスターゼ【エクスターゼ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8180号 |
登録年月日 | 2000年 6月 27日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | エクスターゼ よみ:エクスターゼ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 6月 28日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フラビオ サピア | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は鮮紅の地色に,明紫赤色の覆輪及び暗紅色の目が入る盛咲で,かなり小輪の鉢物向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈はかなり低,節数は少である。茎の長径は細,硬さは剛,色は灰緑,ろう質の有無は中,立茎数はやや多,1茎の側芽及び側枝数はかなり多,側枝の着生位置は主に下部,節間長は短,最長節間の位置は第3節である。葉全体の形は線形,先端部の形はとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長は短,幅はかなり狭,色は緑,ろう質は中である。つぼみの形は円柱形,大きさは少,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は盛咲,花径はかなり小,表面の地色は鮮紅(JHS カラーチャート0107),複色模様色は明紫赤(同9706)及び暗紅(同0110),裏面の色は赤紫(同9506),色彩模様は覆輪及び中心(目)濃色,複色割合は多,花弁の波状程度は平,鋸歯の深さは浅,数は極少,花弁の長さはやや短,幅は狭,数は少,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや短,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑+紫,がくの太さはやや細,長さはやや短,花の香りは無である。開花習性は四季咲き,がく割れの難易性は難である。「レックレンブラ」と比較して,つぼみの形が円柱形であること,側面から見た花形が盛咲であること,色彩模様が覆輪及び中心(目)濃色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の温室(イタリア共和国)において,育成者所有の育成系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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