ウォータールー国際駅
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「ウォータールー駅」の記事における「ウォータールー国際駅」の解説
詳細は「ウォータールー国際駅(英語版)」を参照 ウォータールー国際駅(英語版)は1994年から2007年まで使用されていたフランスやベルギー方面へ向かうユーロスターのロンドン側のターミナル駅である。ウォータールー駅の北側に増築する形で建設され、2階部分にコンコースと20番線から24番線まで2面4線のプラットホームが配置されていた。建物は1993年に1億3000万ポンドをかけて建築家ニコラス・T・グリムショウらの設計により完成し、ユーロスターと同じく1994年11月14日に開業した。優れたデザインから広く賞賛され、さまざまな賞を受賞している。最も印象的な特徴は、スパンを変える37本のプリズム、3つのピンで留められた弓の弦のアーチからなる長さ400mの天蓋である。 2007年11月14日から、英仏海峡トンネル連絡鉄道(CTRL)の全線開業により、ユーロスターのロンドン側のターミナル駅がセント・パンクラス駅に変更された。現時点では、ターミナル駅移転後の利用について未定である。イングランド南西部方面の国内列車に使われることも有りうるが、国内列車が使用する場合には線路を現駅に接続するために大規模な改良工事が必要で、当時同方面の列車を運行していたサウス・ウェスト・トレインズの費用負担もかなりに上るため拒否されている。セント・パンクラス駅開業後も、ユーロスターの発着をウォータールー国際駅に残すことが一部で検討されたが撤回された。2007年11月13日18時12分(GMT)に最後の列車が出発し13年あまりの運行の歴史に幕を下ろした。 ユーロスターが営業を開始してから、フランス側から駅名を改称してほしいという要求がたびたびあった。これはウォータールー駅の駅名がナポレオンが敗北したワーテルローの戦いにちなんだものであるからである。その後、ユーロスターがウォータールー駅に代わってセント・パンクラス駅発着となる前後の時期には、ナポレオンが群集に向かい「OUBLIEZ WATERLOO(ワーテルロー(ウォータールー)は忘れろ!)」と宣言する姿を描いた広告が、ユーロスター運行会社によってパリを中心に新聞や駅などに掲出された。
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