ウェンデル・スタンリーとは? わかりやすく解説

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スタンリー【Wendell Meredith Stanley】


ウェンデル・スタンリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 01:29 UTC 版)

Wendell Meredith Stanley
ウェンデル・スタンリー
生誕 (1904-08-16) 1904年8月16日
アメリカ合衆国 インディアナ州
死没 1971年6月15日(1971-06-15)(66歳)
スペイン サラマンカ
国籍 アメリカ合衆国
研究機関 ロックフェラー大学
カリフォルニア大学バークレー校
出身校 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
主な受賞歴 ノーベル化学賞 (1946)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1946年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:酵素とウイルスタンパク質の結晶化

ウェンデル・メレディス・スタンリー(Wendell Meredith Stanley, 1904年8月16日1971年6月15日)はアメリカ合衆国生化学者ウイルス学者。初めてウイルスを分離・結晶化したことで知られ、1946年ノーベル化学賞受賞者。

経歴

インディアナ州リッジヴィル出身。アーラム・カレッジ英語版学士号を取得し、1927年にはイリノイ大学修士号を得る。1929年には化学分野で博士号を取得した。この年に彼は結婚している。その後1931年まで米国学術研究会議の一員としてミュンヘンで過ごした。帰国後ロックフェラー研究所の助手となり、1948年までその地位にあった。後にカリフォルニア大学バークレー校で生化学の教授となり、1958年には生化学部の部長となった。彼の業績にはビフェニル立体化学ステロールの化学があげられるが、最も重要なものとして、タバコモザイクウイルスの単離、結晶化が挙げられる。この結果により、ウイルスたんぱく質核酸のみからできているということが判明した。数グラムのタバコモザイクウイルスを得るために要したタバコの葉は数トンであったといわれる。

ノーベル賞以外にも多くの賞を受け、パリ大学ハーバード大学プリンストン大学あるいはイェール大学から名誉職に任ぜられた。カリフォルニア大学バークレー校には彼の名にちなんだスタンリーホールがある。スペインサラマンカで客死した。

受賞歴

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