ウェンデル・ブライアントとは? わかりやすく解説

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ウェンデル・ブライアント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 13:32 UTC 版)

ウェンデエル・ブライアント
Wendell Bryant
基本情報
ポジション ディフェンシブタックル
生年月日 (1980-09-12) 1980年9月12日(43歳)
出身地 アメリカ合衆国
ミネソタ州ミネアポリス
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 303 lb =約137.4kg
経歴
大学 ウィスコンシン大学
NFLドラフト 2002年 / 1巡目全体12位
初出場年 2002年
初出場チーム アリゾナ・カージナルス
所属歴
2002-2004 アリゾナ・カージナルス
2009 ラスベガス・ロコモティブス(UFL)
2010 オマハ・ナイトホークス(UFL)
NFL 通算成績
タックル 39回
QBサック 1.5回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ウェンデル・ブライアント(Wendell Bryant 1980年9月12日- )はミネソタ州ミネアポリス出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはディフェンシブタックル。2000年代のNFLドラフトでのバスト(期待はずれ)の1人[1]

経歴

ミズーリ州セントルイスの高校を卒業後、ウィスコンシン大学に進学した。3,4年次には、ビッグ・テン・カンファレンスの最優秀ディフェンシブラインマンに選ばれた[2]

2002年NFLドラフト1巡目でアリゾナ・カージナルスに指名されて5年750万ドル(550万ドルのサインボーナスを含む)で契約を結び入団、2004年まで3シーズンプレーした。2002年シーズン終了後、マリファナの陽性反応が出たため、NFLのドラッグプログラムを受けた。2003年にもマリファナの陽性反応が出た。また、ウィスコンシン州で、酒気帯び運転で逮捕された。このため、2004年は、開幕から4試合の出場停止処分を受けた。2005年、当時ヘッドコーチだったデニス・グリーンを始め、チームは彼をサポートしようと忠告したが、ブライアントはこれを聞き入れず、パーティーで、エクスタシーを服用した。翌日、NFLは薬物検査を行い、通算3度目の陽性反応が出たため、2005年シーズンは出場停止処分を受け、カージナルスも彼を解雇した。その後彼が、NFLに復帰することはなかった。3シーズンでの出場は、先発9試合を含む29試合であり[3]わずか1.5サックでありNFL全体でも2000年代のドラフトでの期待外れであった選手の1人として名前があがる[4]

UFLのラスベガス・ロコモティブスのドラフト指名を受け、2009年8月5日に契約を結んだ。同年11月19日、故障者リスト入りした。

2010年は、UFLのオマハ・ナイトホークスに所属した[5][6]

脚注

  1. ^ Doug Farr (2010年4月20日). “Draft Busts of the 2000s: Where are they now?”. Yahoo! SPORTS. 2013年10月20日閲覧。
  2. ^ Wendell Bryant | DT | Wisconsin | Big Ten Conference”. スポーツ・イラストレイテッド (2002年). 2013年10月20日閲覧。
  3. ^ Kent Somers (2009年5月13日). “Ex-Cardinals bust seeks NFL return”. azcentral.com. 2013年10月20日閲覧。
  4. ^ The NFL's biggest draft busts since 2000”. スポーツ・イラストレイテッド (2012年4月18日). 2023年6月7日閲覧。
  5. ^ Gregg Rosenthal (2010年4月16日). “Omaha secures its first wave of UFL players”. NBCスポーツ. 2013年10月20日閲覧。
  6. ^ Gregg Rosenthal (2010年9月21日). “The first ever UFL sellout”. NBCスポーツ. 2013年10月20日閲覧。

外部リンク

先代
レナード・デービス
アリゾナ・カージナルス
ドラフト1巡指名
2002年
次代
ブライアント・ジョンソン



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