オットー・ディールス

デジタル大辞泉

ディールス【Otto Paul Hermann Diels】

読み方：でぃーるす

［1876〜1954］ドイツの有機化学者。ディールス‐アルダー反応とよばれるジエン合成の方法を大成し、1950年、弟子のアルダーとともにノーベル化学賞を受賞。

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オットー・ディールス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/06 02:11 UTC 版)

Otto Diels オットー・ディールス
生誕	(1876-01-23) 1876年1月23日 ドイツ帝国 ハンブルク
死没	1954年3月7日(1954-03-07)（78歳） ドイツ キール
国籍	ドイツ
研究機関	クリスティアン・アルブレヒト大学キール
出身校	フンボルト大学ベルリン
博士課程 指導教員	エミール・フィッシャー
博士課程 指導学生	クルト・アルダー
主な業績	ディールス・アルダー反応
主な受賞歴	ノーベル化学賞 (1950)
プロジェクト:人物伝

ノーベル賞受賞者 受賞年：1950年 受賞部門：ノーベル化学賞 受賞理由：ディールス・アルダー反応の発見とその応用

オットー・パウル・ヘルマン・ディールス（Otto Paul Hermann Diels、1876年1月23日・ハンブルク - 1954年3月7日）は、ドイツ人化学者である。

生涯

ベルリン大学の文献学教授ヘルマン・ディールスの息子であり、ベルリン大学のエミール・フィッシャーのグループで化学の博士号を得た。

1916年まではベルリン大学で、1916年から1945年まではキール大学で教鞭をとった。2人の息子は第二次世界大戦によって死亡している。

1950年に彼の生徒であるクルト・アルダーとともにノーベル化学賞を｢ジエン反応の発見とその応用｣によって受賞している。これはディールス・アルダー反応として知られている。

出典

• Otto Diels - Biographical