インターネットITS
【英】internet Intelligent Transport Systems
インターネットITSとは、通信基盤にインターネットを用いたITS(高度道路交通システム)のことである。
自動料金収受システムのETC(Electronic Toll Collection System)をはじめ、ITを活用して交通事故や渋滞などを解決し、より効率的かつ快適に道路を利用するための交通システムであるITSの構築が、国土交通省道路局を中心に進められているが、その通信基盤にインターネットを活用しようという取り組みがインターネットITSである。
インターネットITSでは、インターネットの新しい通信プロトコルであるIPv6を用いてオープンなプラットフォームを提供し、大規模なインフラ投資を行わなくても、さまざまな事業者が各種ITSサービスを提供できる仕組みを構築しようとしている。
参照リンク
インターネットITS協議会 - (インターネットITS協議会)
インターネットITS
慶応大学の村井純教授らが提唱した専用施設を必要とする従来型のITSとは異なったインターネットを用いたITS構想のこと。従来のインターネットプロトコル「IPv4」より、無限大のアドレスをもつ「IPv6」を利用することでクルマを走るセンサーに見立て、例えば、実際に走行している車両から、速度やワイパーの動きなどのデータをリアルタイムに収集し、渋滞情報や天候情報などのITSサービスが可能。これまで、官民学で走行実験が行われている。
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