伊吹白洋【イブキハクヨウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8313号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊吹白洋 よみ:イブキハクヨウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗、岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「秀芳の力」に「伊吹の朝」を交配して育成されたものであり,花は黄白色の大輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは中,色は緑,強さは強,中空の程度は極小,摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度は少,節間長は短である。葉身長,葉幅,葉の縦横比及び葉柄の長さは中,基部の形は平,一次欠刻は中,葉裂片縁部の重なりの程度は平行する,葉の表面の色は中,裏面の色はやや淡,毛じの多少は少,光沢度及び厚さは中,硬さはやや硬,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は2深裂,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は多,管状花数はかなり少,分布は集中,長さは中である。花弁の形は舟底弁,先端の形は歯状,花弁の長さはやや大,幅はやや狭,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色,花たくの形は中央部の凹んだドーム状,大きさ及び総ほうの大きさはやや大,花首の太さはやや太,長さは中,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は中である。「東海の雪」及び「秀芳の力」と比較して,葉の基部の形が平であること,葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること,花弁先端の形が歯状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において,「秀芳の力」に「伊吹の朝」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「伊吹松風」であった。 |
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