アーリースターチ【アーリースターチ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7892号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | アーリースターチ よみ:アーリースターチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 梅村芳樹、中尾敬、小原明子、吉田勉、森元幸、西部幸男、佐藤正人、入倉幸雄、米田勉、奥山善直、木村鉄也、内澤啓、三井康、清水啓 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「島系523号」に「R392-50」を交配して育成された固定品種であり,いもの形状は扁球形,皮色は白黄,肉色は白,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有するでん粉原料用品種である。叢性は中間型,個重型・個数型の別は個重型,茎の長さ及び太さは中,茎色は緑,分枝数は中,葉色は緑,小葉着生の粗密及び葉の毛茸は中,花の数は多,花色は赤紫系,ふく枝の長さは短,いも着生の深浅は浅,長短は中,扁平度は強,形は扁球形,皮色は白黄,目の深浅は中,肉色は白,休眠期間はやや長,枯ちょう期は中晩,早期肥大性はやや速,上いも重は中,上いも数は少,でん粉重は多,でん粉価は高,でん粉粒子の大きさはやや小,糊化開始温度はやや高,最高粘度は高,灰分含量はやや高,疫病抵抗性推定遺伝子型はR1,疫病圃場抵抗性は弱,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はH1である。「紅丸」と比較して,花色が赤紫系であること,皮色が白黄であること,上いも平均1個重が大きいこと,でん粉価が高いこと,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型がH1であること等で,「コナフブキ」と比較して,皮色が白黄であること,早期肥大性が速いこと,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型がH1であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和54年に北海道農業試験場(恵庭市)において,「島系523号」に出願者所有の系統「R392-50」を交配して得られた実生の中から選抜,60年に生産力検定試験,62年より特性検定試験,地域適応性試験等を行い,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「北海72号」であった。 |
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