アーリーグリーン【アーリーグリーン】(飼料作物)
登録番号 | 第6324号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | ソルガム | |
登録品種の名称及びその読み | アーリーグリーン よみ:アーリーグリーン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 広島県 | |
品種登録者の住所 | 広島県広島市中区基町10番52号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松浦正宏 前田光裕 土居嘉明 古土井悠 遠藤健志 三浦康男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国パデュー大学から導入した雄性不稔系統「P.E.601546A」を母系とし,アメリカ合衆国オクラホマ大学から導入した「Green leaf」を父系とする交雑品種であり,稈長が長,耐倒伏性がかなり強く,すす紋病及び条斑細菌病抵抗性が強いやや早生の飼料用品種である。 稈長は長,稈径及び分げつ数は中である。主稈葉数はやや少,葉長は長,幅は中,葉色の濃淡は濃,葉身中肋の色は白~緑である。穂長は長,数は中,穂首の抽出程度は長,穂形は円錐,粒着の疎密は疎,芒の有無は無,護穎の色は黒,被度は多,穀粒の形は舟型~卵型,色は褐である。年生は1年生,初期生育は良,出穂期及び開花期はやや早,稔性は極高,茎の乾汁性は汁,甘みは中である。耐倒伏性はかなり強,すす紋病及び条斑細菌病抵抗性は強,紋枯病抵抗性は中である。 「センダチ」と比較して,穂長が長いこと,耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和57年に広島県立農業技術センター(広島県東広島市)において,53年にアメリカ合衆国パデュー大学から導入した雄性不稔系統「P.E.601546A」を母系とし,37年にアメリカ合衆国オクラホマ大学から導入した「Green leaf」を父系として交配して育成された交雑品種であり,57~58年に組み合わせ選定試験,59年に生産力検定予備試験,60年から生産力検定,系統適応性検定及び特性検定試験等の試験を行い,平成3年にその特性を確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「グリーンホープ」であった。 |
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