アンドロイド少女 ゼロワン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「アンドロイド少女 ゼロワン」の解説
第9話「アンドロイド0指令」に登場。劇中では名前は呼ばれず、資料によってはゼロ・ワン、書籍『ウルトラセブン ベストブック』では名称をアンドロイド01とも記述している。 普段はデパートに立つ金髪のマネキン人形として存在するが、実際はアンドロイドであり、チブル星人の指示で人間の美女の姿と化して活動する。自動車も追いつけないほどの速度で走り、掌からは強烈な高圧電流と光線を放つ。最初はダンを狙い、夜間パトロール中のソガとフルハシの乗ったポインターを呼び止め、自分をダンと偽ったフルハシに握手を求めて電撃で重傷を負わせて走り去るが、その際に彼に奪われていたブローチからはワッペンと同じく宇宙金属が発見される。アンドロイド0指令に邪魔なダン(とソガ)をデパートへ誘い込んで彼らを館内放送で翻弄するが、最後はセブンのエメリウム光線を受けてマネキンに戻り、倒れて砕け散る。 演:小林夕岐子 監督の満田かずほによれば、小林の人形のような無機質な美貌に触発されてアンドロイド少女の登場するエピソードを制作したとのこと。小林自身は撮影当時に起用の経緯は知らされておらず、後年にファンから伝えられた。当初は宮内恵子(牧れい)がキャスティングされていた。 小林は、満田から人間的な感情を出さないよう演技指導された。小林は、女優業であることを最初に認識した作品であったと述べており、初めての特撮作品でもあったため新鮮な感覚であったと述懐している。 ロケに用いられたデパートは松屋銀座本店であり、オープニングにも松屋がクレジットされている。
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