アンティス【アンティス】(草花類)
登録番号 | 第14630号 | |
登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | アンティス よみ:アンティス | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | アンスラB.V. | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2665KV ブライスワイク アンスリュームウェッヒ 14 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ギュンター アーント | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが浅緑黄の単色、ラテラル・セパルが浅緑黄の地色に赤茶色の点斑、ペタルが浅緑黄の単色、リップ中央裂片は明緑黄の地色に穏橙色の胡麻斑が入る平咲きのやや小型種である。株の大きさはやや小、草姿は横性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は不等切形、横断面の形はⅡ型、向きは水平、ねじれは無、幅は76~100㎜、長さは10.1~20 cm、表面の色は暗緑である。花序の型は複総状、花数は11~15、花型は平、花の横径及び縦径は5.1~7.5cmである。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は倒卵形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は広卵形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅤ型、横断面の形はⅣ型である。花色はドーサル・セパルは浅緑黄(JHS カラーチャート2904)の単色、ラテラル・セパルは浅緑黄(同 2904)の地色に赤茶(同1013)の点斑が入る、ペタルは浅緑黄(同2904)の単色、リップの中央裂片及び側裂片は明緑黄(同2905)の地色に穏橙(同1610)の胡麻斑が入る、花の香りは弱、開花期は春である。「瑞姫」と比較して、ペタル正面の形が広卵形であること、ペタルに斑が無いこと、リップ中央裂片が明緑黄の地色に穏橙の胡麻斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1990年に出願者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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