アカンサス (装飾)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 09:50 UTC 版)
アカンサスは、葉を表す装飾の中でも、非常に一般的なものである[1]。「アカンサス文様」とは、古代ギリシア・ローマで流行した、西洋アザミがモチーフの模様を指す[2]。古代ギリシャ以来、アカンサスの葉は建築物や内装のモチーフとして使用されてきた[3]。 建築意匠の場合は、地中海産のアカンサス・スピノザ種の葉が岩石や材木に彫刻される。アザミやポピー、パセリの葉に若干の類似点が見られる。
- ^ Philippa Lewis & Gillian Darley, Dictionary of Ornament (1986) Pantheon: NY
- ^ 本田榮二『ビジュアル解説 インテリアの歴史』秀和システム、2011年、252頁。
- ^ “ニッセイ 緑の財団「《森の植物の歳時記》 [186 【【アカンサス 別名 ハアザミ(葉薊)】」]”. 2024年3月9日閲覧。
- ^ A. Riegl, tr. E. Kain, Problems of style: foundations for a history of ornament (Princeton, 1992), 187-206.
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