アルミ試作車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 09:58 UTC 版)
「PCCカー (ブルックリン・アンド・クイーンズ交通)」の記事における「アルミ試作車」の解説
量産車が導入された同年(1936年)、PCCカー向けの台車(B-2)を製造していたクラーク(英語版)(Clark)によってアルミニウム製の車体を有する試作車(1000)が作られた。この車体は他車に波及せず唯一のアルミニウム製PCCカーとなった一方、立席客向けに追加した側面窓の上の立席窓(standee window、通称バス窓)は以降のPCCカーにも導入されるようになり、第二次世界大戦後に製造された車両では標準仕様となった。 導入後は量産車と共通運用され、1940年代に起きた事故からの復旧時に前面が量産車と同型に改造された。1956年の廃車後もニューヨーク路面電車博物館(英語版)に保存され、2013年にはその歴史的価値からニューヨーク州歴史登録財(英語版)に認定されている。
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