アルミ構体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:47 UTC 版)
共通形材として中空押出し形材を使用したダブルスキン構造であるが、車体の側構体は、ダブルスキンの中空押出し形材の中空部の補強を、斜めのトラス配置から外側と内側の外板を繋ぐ形の垂直配置とした「ハモニカ形状形材」を使用している。これにより生まれた四角い断面の中空構造は、機器・内装品を締結するボルトを埋め込むための溝として活用が可能であり、別に固定用の溝を内側に突出して設けている斜めのトラス配置の構造と比べて室内空間を有効に使用できる。接合部は、従来のダブルスキン構造では外側と内側の外板の2カ所で接合していたのを、厚板構造として1カ所(シングル継手)で接合している。屋根構体は、空調機器などの重量による曲げ作用を考慮してトラス断面の形材を使用するが、吊溝レールを凹型にすることで艤装の邪魔にならないような形状とした。
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