アルミ缶の導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:58 UTC 版)
「ジョージア (缶コーヒー)」の記事における「アルミ缶の導入」の解説
1980年代後半からレトルト充填製品に対する液体窒素充填技術が普及した が、ミルク入りの缶コーヒーについてはボツリヌス菌に対する検査の必要性から、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の自主規制により 缶底が平らなスチール缶が採用されていた。2000年に開発されたアルミボトル缶においては、ブラックは打検不要の2ピースタイプボトル缶、ミルク入り製品は打検可能な3ピースタイプボトル缶を採用している。その後、殺菌技術の進歩などにより、生産工程を管理すればアルミ缶ができるようになった。(2014年8月以降は規制が変更され、全国清涼飲料工業会への届出によりアルミ缶を使用できるようになった。)ジョージア製品におけるアルミ缶(ボトル缶除く)は、まず2012年10月に「エメラルドマウンテンブレンド ブラック185g缶」を一部地域で試験導入。その後、2013年4月のリニューアル時に全国発売となった。ミルク入り製品は2013年6月に「エメラルドマウンテンブレンド190g缶」を一部地域で試験導入ののち、2014年5月より280g缶製品「アイスコーヒー」「アイスカフェオレ」をアルミ缶で発売、「まろやかミルクのカフェラッテ」をアルミ缶に切り替えた。12月より185g缶の「エメラルドマウンテンブレンド」「テイスティ」および250g缶の「オリジナル」「マックスコーヒー」「カフェ・オ・レ」をアルミ缶に切り替え、1月以降その他のスチール缶製品も順次切り替えを進め、2015年9月時点では「贅沢エスプレッソ」「オリジナル おいしさトライ缶」「カフェ・オ・レ おいしさトライ缶」以外すべてアルミ缶となった。(160g缶各種、および無菌充填製法の「エンブレム」シリーズを除く。)スチール缶では注意書きに「開缶前によく振ってください」と書かれていたが、アルミ缶では窒素充填による開封時の吹出し防止のため、「軽く振り、少し待ってから、あけてください」に変更された。なお、鉄鋼企業内自販機など一部の販路においては、スチール缶で生産されている製品も存在するが、注意書きはアルミ缶同様「軽く振り、少し待ってから、あけてください」になっている。
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