アリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 09:08 UTC 版)
アリティ(英: arity)とは、代数学、論理学、計算機科学などにおいて、関数や算法(演算)が取る引数(オペランド)の個数を意味する用語である[1]。複合語としては、「変数」(例えば、二変数函数、多変数函数)や単に「項」(二項演算、多項関係など)あるいはまた(不定元の数という意味で)「(n-)元」(例えば、二元連立一次方程式)という訳語が当てられてきた概念にあたる[2]。アリティそのものに関しては項数のような訳語が当てられる場合もあれば[3]、アリティあるいは arity とカタカナ・英単語のまま用いられることも多い[4]。
- ^ Stanley Burris; H.P. Sankappanavar. “A Course in Universal Algebra” (PDF). p. 23. 2023年7月13日閲覧。
- ^ しかし、同じ語でも、例えば数列や多項式などに用いられる「項」や「項数」は、アリティではなく "term" に関する言及である。
- ^ 照井一成. “「代数学入門」入門としての普遍代数学” (PDF). 2023年7月13日閲覧。
- ^ 辻下徹. “計算数学 1” (PDF). 2023年7月13日閲覧。
- ^ “関数のアリティ (arity)”. ATS プログラミング入門. 2023年7月15日閲覧。
- ^ “Method クラス”. Ruby 3.2 リファレンスマニュアル. 2023年7月13日閲覧。
アリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/30 14:03 UTC 版)
演算子の被演算子の数はアリティと呼ばれる。アリティに基づき、演算子は無項演算(被演算子なし)、単項演算(1つの被演算子)、二項演算(2つの被演算子)、三項演算などに分類される。
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