さんこう‐えんざんし〔サンカウ‐〕【三項演算子】
三項演算子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 13:59 UTC 版)
数学における三項演算子(さんこうえんざんし、英: ternary operator)とは、3つの被演算子を持つ演算子のことである。
- 1 三項演算子とは
- 2 三項演算子の概要
- 3 プログラミング言語
三項演算子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:09 UTC 版)
三項演算子は二つの記号?と:を組み合わせて記述する。条件演算子とも呼ぶ。構文は以下である。 条件 ? 式1 : 式2 条件がtrueであるとき、式1の値をとる。そうでない場合は式2の値をとる。 例: String answer = (p < 0.05) ? "reject": "keep"; // これは以下のコードと等価である:String answer;if (p < 0.05) { answer = "reject";} else { answer = "keep";}
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三項演算子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:06 UTC 版)
C言語などには、次の構文の三項の条件演算子がある。 <条件式> ? <真式> : <偽式> 3項を結ぶ必要上、「?」と「:」の2つの記号を使うが、演算子としては1つの演算子である。 <条件式>は真 (true) または偽 (false) の論理値を返す論理式 (ブール型) である(あるいは論理値に暗黙に型変換可能な型を返す)。真式と偽式は同じ型の値を返さなければならない(暗黙に型変換可能なら許されることもある)。 この構文自身も式であるので値をもち、その値は上記<真式>または<偽式>の値のいずれかである。<条件式>が真の場合は<真式>、偽の場合は<偽式>の値となる。 例えば、Java言語では、次のように用いる。 int weight;...String message = weight <= 100 ? "OK" : "積載量オーバー"; この場合、変数weightの値が100以下であれば変数messageに"OK"という文字列が代入され、それ以外であれば"積載量オーバー"という文字列が代入される。これは通常のif-else文を用いて書いた次の例と同じ意味であり、コンパイルした結果はしばしば同じものとなる。 String message;if (weight <= 100) { message = "OK";} else { message = "積載量オーバー";} 条件演算子はこの例のように、条件によって異なる値をある処理(上の例ではmessageへの代入)に適用する、という場合に記述を簡潔にすることができる。 C言語およびC++では、変数宣言時の初期化に条件演算子を用いることで、再代入を許可しないconst修飾された変数を定義することができるようになる。さらにC++においては、if-else文による初期化では必要な、変数宣言時のデフォルトコンストラクタが不要となる。 const std::string message(weight <= 100 ? "OK" : "積載量オーバー");
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