アメリカ軍での検討とは? わかりやすく解説

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アメリカ軍での検討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:35 UTC 版)

M16自動小銃」の記事における「アメリカ軍での検討」の解説

1957年5月フォートベニング歩兵学校で、小口径高速弾ライフルデモンストレーションが行われた。このとき展示されAR-15は、既存の.222レミントン弾をもとにした.222レミントン・スペシャル弾を使用していたが、この弾薬はのちに改良されて.223レミントンとなった。 このテストでは、アメリカ陸軍武器科FN FALT48)をもとに小口化した改造小銃と、ウィンチェスター社が試作したライトライフルも対象となったT48改は不合格とされ、ウィンチェスター・ライトライフルとAR-15はM14の後継小銃になりうると評価されたものの、1958年8月歩兵兵器審議委員会は、いずれも更なる研究開発が必要と結論したこのためウィンチェスター社はトライアル継続断念した1959年初頭AR-15採用可能性検討されスプリングフィールドM14代替小銃として選定トライアル継続するか、小口小銃トライアル自体中断するか、7.62 mm口径小銃代替ではなく特殊用途小銃として検討するかが議論された。5月には、陸軍戦闘開発実験センターより、「理論上AR-15武装した5~7名の小銃組は、M14で武装した11名の分隊よりも多く目標命中させることができる」との報告書公表された。

※この「アメリカ軍での検討」の解説は、「M16自動小銃」の解説の一部です。
「アメリカ軍での検討」を含む「M16自動小銃」の記事については、「M16自動小銃」の概要を参照ください。

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