アイ・グレンス【アイ グレンス】(草花類)
登録番号 | 第4492号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | アイ・グレンス よみ:アイ グレンス | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フィデス ゴールドストック ブリーディング社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 3155RC マースランド コルデンホーフェラーン 6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャックスC.M.ファンデルクナープ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,エックス線照射による「グランス」の枝変わりから育成されたものであり,花色は淡紫ピンクでスプレイ仕立ての切花向きの小輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立てはスプレイ仕立て,開花時の草丈は中である。茎の太さは4.0~5.9mm,色は緑,強さ及び縦じわは中,稲妻型屈曲は有,節間長は20~29mmである。葉身長及び葉身幅50~74mm,基部の形は平,先端部分の形は鈍円,葉の二次欠刻の程度は低,葉裂片縁部の重なりは平行する,葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑,厚さは薄,たく葉は全体的にある,分布状態は主に両側,形は深裂しない,大きさは中である。つぼみの形は平,花の大きさは50~69mm,舌状花の重ねは 1.5列まで,舌状花数は20~59である。管状花数は100~199,分布は集中,全長は 10.0mm以上である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,花弁の長さは30~39mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり桃色である。花たくの形は盛り上がった円錐状,総ほうの大きさは10~19mm,総ほう部から花頂部までの高さは20~29mm,花首の長さは40~59mm,季咲きの開花期は秋である。 「孔雀咲きNo.3」と比較して,茎の色が緑であること,花の大きさが小さいこと,花弁の形が平弁及び丁字状花弁であること,外花弁の表面の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に出願者の温室(オランダ王国)において,エックス線照射による「グランス」の枝変わり品種の中から選抜,育成されたものであり,1989年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「インプルーブド・グランス」であった。 |
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