アイノアカとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 品種登録データベース > アイノアカの意味・解説 

アイノアカ【アイノアカ】(食用作物)

登録番号 第5068号
登録年月日 1996年 6月 13日
農林水産植物の種類 ばれいしょ
登録品種の名称及びその読み アイノアカ
 よみ:アイノアカ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 長崎県
品種登録者の住所 長崎県長崎市江戸町2番13号
登録品種の育成をした者の氏名 田渕尚一 小村国則 石橋祐谷正孝
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「デジマ」に「ノーランド」を交配して育成され固定品種であり,いもの長短は長,形は楕円形,皮色は淡赤で目の部分が赤,青枯病抵抗性がやや強い調理用品種である。  叢性はやや直立型,個重型・個数型の別は中間型幼芽の色は赤紫太さは中,長さは短,太さは中,翼はやや波,色は緑で赤紫斑点が入る,分枝数は少である。萌芽時の葉色は帯赤紫葉色は緑,頂小葉の形はやや細,大きさはやや小,小葉の形は中間大きさはやや小である。花の数は多,大きさは中,色は赤系で両面先白が入る。ふく長さはやや長,いもの長短は長,形は楕円形,皮色は淡赤で目に赤が入る,表皮の粗滑及び目の数は中,深浅はかなり浅,肉色1次色)は黄白である。休眠期間はやや短,ちょう期は中早,初期生育は僅か早,早期肥大性はやや速,上いも重及び数はやや多である。でん粉価は中,肉質は僅か粘,黒変程度は無,煮くずれの程度は少,食味中上である。葉巻病及び青枯病抵抗性はやや強,そうか病抵抗性は中である。  「デジマ」と比較して幼芽の色が赤紫であること,長さが短いこと,花の数が多いこと,花の色が赤系で両面先白が入ること,いもの形が楕円形であること,皮色が淡赤で目に赤が入ること,青枯病抵抗性が強いこと等で,「紅丸」と比較して幼芽の色が赤紫であること,花の色が赤系で両面先白が入ること,皮色の目の部分に赤が入ること,肉色1次色)が黄白であること,葉巻病及び青枯病抵抗性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,長崎県総合農業試験場愛野馬鈴薯支場南高来郡愛野町)において,昭和63年に「デジマ」に「ノーランド」を交配し平成元年その実生から選抜した固定品種であり,2年から生産力検定試験3年から特性検定試験等の試験行い,その特性が安定していることを確認して育成完了したのである。 なお,出願時の名称は「西海23号であった





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイノアカ」の関連用語

アイノアカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイノアカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
農林水産省農林水産省
Copyright The Ministry of Agriculture. Forestry and Fisheries of Japan
品種登録ホームページ

©2025 GRAS Group, Inc.RSS