アイヌの足跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 13:43 UTC 版)
満岡は、1924年に初版を発行してから、1926年に第2版、1931年に第3版(増補)、1932年に第4版、1934年に第5版(増補)、1941年に第6版(増補)までを白老町の田邊真正堂から公刊した。彼の没後も、1962年の第7版から1987年の第9版まで増補がくり返されている。白老を中心としてアイヌの風俗や習慣を生業・家屋・言葉など40以上の項目に分け、詳細に記録し、口絵や挿絵も満岡本人が描く。初版には火山学者・田中館秀三と河合裸石の序、衆議院議員だった木下三四彦の跋がある。 学術研究のために白老を訪れる人へ向けて執筆された同書は、アイヌ研究資料の一つとして民芸協会の機関誌『民藝』107号で紹介されている。
※この「アイヌの足跡」の解説は、「満岡伸一」の解説の一部です。
「アイヌの足跡」を含む「満岡伸一」の記事については、「満岡伸一」の概要を参照ください。
- アイヌの足跡のページへのリンク