連続飲酒はこの抑制喪失飲酒の典型で、治療に訪れる多くの依存症者が経験しています。日本酒換算で2~3合の酒を数時間おきに飲み続け、絶えず体にアルコールのある状態が、数日から数ヶ月も続きます。その間、食事を摂ることはほとんどありません。初めは、酔いを求めてこの飲酒パターン始めても、やがて酒が切れると離脱症状が出るので、それを抑えるために飲む、というパターンに変わっていきます。
長く断酒していても一度飲み始めると、短い時間でまた、この連続飲酒に戻ってしまうのが依存症の特徴です。アルコール依存症の治療目標が生涯断酒である最大の理由はここにあります。
連続飲酒
連続飲酒と同じ種類の言葉
- 連続飲酒のページへのリンク