やまねことは? わかりやすく解説

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やま‐ねこ【山猫】

読み方:やまねこ

山野にすむ野生化したのらねこ

ネコ科哺乳類のうち、小形野生種総称。リビアヤマネコ・オオヤマネコ・オセロットなど。日本ではツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコがすむ。

鎌や鋸(のこぎり)など山仕事必要な道具入れたのようなもの。

江戸時代寺社境内にいた私娼化けて出るの意という。

「—は二階にひそむ」〈根無草


山猫

読み方:やまねこ

  1. 遊芸拙い芸妓にして、淫を売るのに上手なる女のことをいふ。俗に山猫は腹の下に人を化かす毛を有つて居るといふから起つたものである。〔花柳語〕
  2. 芸の拙い芸者で、すぐ転ぶ女。〔花柳界
  3. 遊芸拙い芸妓にして、淫を売るのに上手な芸者のことをいふ。俗に山猫は腹の下に化かす毛を有つて居るといふから起つたものである
  4. 〔隠〕芸が拙いので外の事で稼ぐ芸者
  5. 芸の拙い芸者や又すぐ転ぶ女のことをいふ。
  6. 花柳界用語。芸のつたない芸者ですぐ転ぶ女のこと。
  7. 〔花〕芸が拙いので外のことで稼ぐ(売淫芸者のこと。芸者のこと。「ネコ参照
  8. 芸のマヅイアレ一方芸者。〔花柳界
  9. 芸のまずい芸妓またはすぐころぶ女。山出し省略語、ねこは三味線の皮つまり芸妓のこと。〔花〕
  10. 〔花〕芸のまづい、アレ一方芸妓のこと。

分類 花柳界花柳語、花/風俗

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やまねこ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:37 UTC 版)

名詞

やまねこ山猫

  1. ネコ目食肉目ネコ科属す野生小型哺乳動物ネコ近縁種、又は野生化した家猫別称である野猫通称でもある。
  2. ネコ目食肉目ネコ科ネコ亜科ネコ属属す学名Felis silvestrisの和名。
  3. 鎌や鋸などの山仕事必要な道具入れた
  4. 比喩化けて出るの意から江戸時代寺社境内にいた私娼

派生語

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