民主党代表(みんしゅとうだいひょう)(DPJ President)
民主党の代表選挙規則に基づき、党所属の国会議員(または全国の党員)による選挙の結果、原則2年の任期で民主党の代表として選出される。ただし、前代表の任期途中における辞任の場合、新代表の任期は前代表の残りの任期となる。
民主党の党内組織は、代表の下に、選挙対策や党内運営の責任者となる幹事長をはじめ、政策立案や国会に提出する法案を決定する政調会長、国会の審議日程を調整するなど他党と協力して国会運営を担当する国会対策委員長などの役員を置いている。
また、民主党が政権を獲得したときにスムーズに政権移行ができるように「次の内閣」を組織していて、民主党代表は「次の首相」を兼ねる。「次の内閣」の“大臣”は、それぞれ担当省庁の政策を勉強し、政権獲得時にはそのまま大臣に格上げすることが予定されている。
民主党は17日、総選挙における敗北の責任を取って任期途中で辞任した岡田克也・前代表の後継となる新代表選出のための両院議員総会を開いた。国会議員192人による無記名投票の結果、2票差で菅直人・候補を破った前原誠司・候補が新代表に選出された。
(2005.09.20掲載)
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