丸亀城跡
名称: | 丸亀城跡 |
ふりがな: | まるがめじょうあと |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 香川県 |
市区町村: | 丸亀市一番丁 |
管理団体: | 丸亀市(昭32・12・25) |
指定年月日: | 1953.03.31(昭和28.03.31) |
指定基準: | 史2 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 古く宇多津城主奈良氏がここに城砦を構えたと伝えられる。天正十五年生駒親正は領地を讚岐国に遷され、慶長二年ここに築城、同七年子一正は高松城に移り支城となった。生駒氏寛永十七年領地を没收され、同十八年山崎家治これを領し、ついで同二十年、これより先き、元和元年廃城となった古城を修築して現在の丸亀城を営んだ。山崎氏は明暦三年絶家、万治元年京極高和これを領し、尓来相継いで明治維新に至った。海浜に近い丘陵によって営まれ、北を大手南を搦手とする。頂上に本丸を置き、その東に稍々低く二の丸を配し、更に一段低く山腹をめぐって三の丸を設け、また東南隅から南面、西南にかけて腰曲輪を連ねる。藩主の居館は西麓に営まれている。この中枢部を囲んで方形状に堀をめぐらし、南正面に大手門を開いている。規模は必ずしも大きくはないが、層々相重なる石垣は壮観であって、天守閣、大手門、等と相俟って旧規を偲ばせるに十分であり、近世城郭の一例として貴重である。 |
- 丸亀城跡のページへのリンク