ほん‐あん【本案】
ほん‐あん【翻案】
翻案
読み方:ほんあん
広義には,既存の著作物の内面形式を維持しつつその外面形式を変えることをいうが,狭義には,既存の著作物の大筋を活かしながら細かい点で趣向を変えることをいう。具体的には,非演劇的な小説を演劇的な脚本にすることや,漫画作品を映画化することがこれに含まれる(著2条1項11号)。その他,古典を現代語訳すること,外国小説の舞台を日本に移して書き換えること,さらには長い文章を短くしてダイジェストを作ることなども「翻案」にあたる。既存の著作物(原著作物)を翻案したものは二次的著作物として原著作物の著作権とは別に著作権の客体となる(著28条)。
広義には,既存の著作物の内面形式を維持しつつその外面形式を変えることをいうが,狭義には,既存の著作物の大筋を活かしながら細かい点で趣向を変えることをいう。具体的には,非演劇的な小説を演劇的な脚本にすることや,漫画作品を映画化することがこれに含まれる(著2条1項11号)。その他,古典を現代語訳すること,外国小説の舞台を日本に移して書き換えること,さらには長い文章を短くしてダイジェストを作ることなども「翻案」にあたる。既存の著作物(原著作物)を翻案したものは二次的著作物として原著作物の著作権とは別に著作権の客体となる(著28条)。
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
ほんあん
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