ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。
「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉
[名](中国地方で)小正月の夜、若者や子供が、蓑笠(みのかさ)や頭巾(ずきん)をつけて家々の門を訪れ、「ほとほと」と唱えて餅(もち)や祝儀などをもらう行事。ことこと。かせどり。《季 新年》「—の裸に蓑を着たりけり/冬葉」
ほと‐ほと【×殆/▽幾】
「ほとほと」の例文・使い方・用例・文例
- 無断キャンセルにはほとほと困っています。
- 彼の記憶力にはほとほと感心する。
- ほとほと困っています。
- ピーターは子供じみた娘達にほとほとうんざりした。
- ピーターは子供じみた娘たちにほとほとうんざりして、真に大人の女性に会いたいと思った。
- その子にはほとほと手を焼いている。
- お手伝いさんは毎日の家事にはほとほとうんざりしていた。
- 私はほとほとうんざりした.
- 彼女は彼が手紙をくれないので(待ちくたびれて)ほとほといやになっていた.
- 彼の退屈な長談義にはほとほとうんざりした.
- あなたの勤勉ぶりには私もほとほと感心しました.
- あの人の難民救済にかける情熱にはほとほと感じ入った.
- 彼女の振る舞いにはほとほと愛想が尽きた.
- 彼の長広舌にはほとほと閉口した.
- 3 歳の男の子にはほとほと手を焼いている.
- ほとほと困っている
- 彼の忍耐にはほとほと感心する
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