ブルーレイ‐ディスク【Blu-ray Disc】
ブルーレイ・ディスク(ぶるーれい・でぃすく)
デジタル多用途ディスク (DVD) の約5倍の記憶容量を持つ次世代の光ディスクの統一規格として登場した。録画再生デッキなどの製品は、2003年春にも市場に投入される予定。
ブルーレイ・ディスク (BD) の形状は、コンパクト・ディスク (CD) やDVDと同じ直径12センチメートルの円盤で、カートリッジ方式を採用している。ディスクに記憶されたデータの読み書きに青紫色のレーザーを照射することから、ブルーレイという名称になった。
従来の光ディスクに比べて波長の短い青紫色のレーザーを使うことで、高密度化が実現し、容量にして27ギガバイトの情報を保存することが可能になった。デジタル・ハイビジョンなら2時間、標準画質なら13時間の映像を記録することができるという。
DVDの場合、録画方式に3つの異なる規格があった。このため、どのデッキを選べばいいのかと迷う消費者が製品を買い控える傾向があり、メーカーの思うようには普及が進まなかった。ブルーレイ・ディスク (BD) は、メーカー側がはじめから規格を統一することによって、次世代の光ディスクとして普及を優先させるねらいがあるようだ。
(2002.03.06更新)
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