波佐
名字 | 読み方 |
波佐 | はざ |
稲木
(はざ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 11:14 UTC 版)
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稲木(いなぎ、いなき、いのき)とは、イネなどの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるよう、木材や竹などで柱を作り、横木を何本か掛けて作ったもの。
概要
横木は最下段でも作物が地面につかない程度の高さになっている。地方によって稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)、牛(うし)など異称も多い。
稲穂などがかけやすい身長より少し上程度のものがほとんどであるが、中には梯子を使って掛けるような大掛かりなものも作られ、主に収穫後の田畑に作られることが多い。地域によっては特殊な形状のものもある。例えば風の強い島根県石見地方では「ヨズクハデ」(ヨズクはミミズクの意)と呼ばれる特殊な三角錐の形状をした稲木が用いられる。
毎年作るのではなく近くに備え付けしてある地方もある。稲木に干す作業及びその干した状態は稲木干し、または地域によっては稲架掛け(はさかけ)などとも呼ばれる。
特殊な例では稲架木(はざぎ、はさぎ)と呼ばれるものがある。農地近くに等間隔に植えられたハンノキなどの生木の間に挟み込むようにして稲を乾燥させるものである。これは特に新潟県に多く見られ、古くは埼玉県など関東地方にも見られた。
干すことによってアミノ酸と糖の含量が高くなり、また稲を逆さまに吊るすことで、藁の油分や栄養分、甘みが最下部の米粒へ降りて栄養とうま味が増すと言われている。太陽光という自然エネルギーを利用する古来よりの方法であったが、近年は乾燥機により乾燥することが多く、収穫の季節になっても天日干しは手間がかかるため減少傾向にある。
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク
- はさかけ・はさ(はさ木)
- 平井のはさ掛け(岩手県岩泉町)日本すきま漫遊記
- 天日干しについて
「はざ」の例文・使い方・用例・文例
- その岩の表面はざらざらしている
- この件に関してはざっくばらんに腹を割って話しましょう
- それはざると言い、竹で作られています。洗った野菜などを載せると、水をよく切ることができます。
- 兵士たちにはざんごうを掘って身を隠す十分な時間がなかった。
- 将軍はざんごうを掘るよう軍に命令した。
- その机の表面はざらざらしている。
- 壁はざらざらとした石で出来ていた。
- 彼はざぶんと水に飛び込んだ。
- 彼はざっくばらんな人柄なので話しやすい。
- 彼の手はざらざらしている。
- 猫の舌はざらざらしている。
- ロイは秘密主義だがテッドはざっくばらんだ。
- そんな事件はざらにある。
- それらはざらざらした茶色の革で作られていた。
- その衰退はざっと1950年代までさかのぼる事が出来る。
- その仕事はざっと2週間から3週間ほどかかります。
- そのような事件は当地ではざらにある。
- この紙はざらざらしている。
- このまえの講和会議で、完全に失敗してから、かれはざん新な権謀術策で、十分に武装すべきことを学んだ。
- GNPの年間上昇率はざっと4.5パーセントでしょう。
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