なつさかり【ﾅﾂｻｶﾘ】（飼料作物）
 | 登録番号 | 第14546号 |
| 登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
| 農林水産植物の種類 | チモシー | |
| 登録品種の名称及びその読み | なつさかり よみ：ﾅﾂｻｶﾘ | |
| 品種登録の有効期限 | 25 年 | |
| 育成者権の消滅日 | ||
| 品種登録者の名称 | 北海道 | |
| 品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北３条西６丁目 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 吉澤晃、下小路英男、古谷政道、藤井弘毅、佐藤公一、玉置宏之、鳥越昌隆、中住晴彦、川村公一 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は、出願者所有の育成品種・系統を育種母材として選抜した９栄養系から合成された固定品種であり、育成地（北海道常呂郡訓子府町）における出穂期は晩生で、斑点病抵抗性が強く、耐倒伏性がやや強い採草及び放牧向きの品種である。春の草勢はやや良、出穂期は晩生、草型はややほふくである。穂数は多、出穂茎率は中、稈長は高、茎の太さはやや太、穂長は長である。着葉角度は狭、葉身長はかなり長、葉幅は広、葉色はやや濃緑である。再生はやや良、1、000粒重は軽である。越冬性は中、斑点病抵抗性は強、条葉枯病及びがまのほ病抵抗性はかなり強、耐倒伏性はやや強である。「ホクシュウ」と比較して、茎が太いこと、斑点病抵抗性及び耐倒伏性が強いこと等で、「キリタップ」と比較して、草型がややほふくであること、葉色が濃いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は、昭和63年に北海道立北見農業試験場（常呂郡訓子府町）において、出願者育成の22品種・系統に由来する4、800個体の選抜基礎集団を養成し、平成３年に52個体を選抜、４年から栄養系評価試験により９栄養系を選抜、これを素材として多交配を行って合成された固定品種であり、以後系統適応性検定試験、特性検定試験等を行い、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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