とろみをつける材料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 06:18 UTC 版)
食用の液体にとろみを加えるためには、以下のような材料が使われる。 片栗粉 - 本来はカタクリのデンプンであるが、現在では馬鈴薯のでん粉の場合がほとんど。水溶き片栗粉として使用することが多いが、水溶きしなくてもダマになりにくい顆粒状のものもある。中華料理や日本料理で多用され、とろみ付け、あんかけなどに使用され、透明度が高い。 小麦粉 - スープ、シチュー料理など。バターなどで炒めルーとしてとろみ付けに使われる。 葛粉 - みたらし餡など。 コーンスターチ - 食品・調味料など。 増粘安定剤・増粘多糖類 - 調味料・菓子・食品など ゼラチン - 食材の温度により粘性が大きく変化する。ゼリーなどはゾル状ではあるが口腔内の熱によって溶けてとろみが発生する。 昆布 - とろみ(粘り)の成分は硫酸化多糖のフコイダン。 オクラ、モロヘイヤなど粘性のある野菜類 サツマイモ、ジャガイモ、レンコンなど澱粉質のある芋類及び野菜類 ヤマノイモ など。
※この「とろみをつける材料」の解説は、「とろみ」の解説の一部です。
「とろみをつける材料」を含む「とろみ」の記事については、「とろみ」の概要を参照ください。
- とろみをつける材料のページへのリンク