特定郵便局とは? わかりやすく解説

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特定郵便局(とくていゆうびんきょく)

地域密着した形で設置されている小規模郵便局

郵便局業務地域間偏りなく実施するため、各地均等になるように設置されている。特定郵便局は、郵便局全体のうち76%を占め郵政事業末端から支えている国の機関地方支分部局)だ。

全国に、1,311普通郵便局18,915の特定郵便局、4,550簡易郵便局合計24,776局の郵便局があり、ちょうど小学校の数と同じだ置かれている。子どもから高齢者までが身近に感じ郵便局として、特定郵便局が全国いたるところ広がっている。

国による郵政事業近代化図った明治時代郵便局の設置追いつかず、地方有力者局長任命して置いたのが特定郵便局の起源だ。局長局員国家公務員身分となっているが、局長私有建物局舎として利用しているところが多く占めている。

また、63歳定年となる局長職には、任用試験による新規採用ある。しかし、試験局長ポスト空き出たときに随時行われ、親から子へと世襲受け継がれるという実態あるようだ

特定郵便局の局長組織する全国特定郵便局長会」は政治的に大きな影響力があり、選挙ときには有権者名簿集めて組織票固めるという役割も果たする。行政改革一環として郵政事業民営化焦点となったこともあるが、結局2003年から郵政公社移行することで落ち着いた

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(2001.04.11更新



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