だいいちるいいやくひんとは? わかりやすく解説

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第一類医薬品

読み方:だいいちるいいやくひん
別名:第1類医薬品

一般用医薬品のうち、特に安全・健康上のリスクが高い医薬品対す分類

一般用医薬品区分は、2009年の改正薬事法施行によって設けられた。第一類医薬品、第二類医薬品第三類医薬品3つの区分があり、それぞれリスク度合いと、許可される販売形態異なる。

第一類医薬品は一般用医薬品の中で特に高いリスクの持つものを含み薬剤師対面販売必須定められている。第一類医薬品には、強力な作用効き目がある、比較的強い副作用がある、発売され間もない使用方法十分な注意要する、といった条件性質を持つ医薬品分類されている。

また、医療用医薬品一般用医薬品転用された「スイッチOTC」や、医療用医薬品経ず一般用医薬品として承認された「ダイレクトOTC」は、作用強さ加え安全性評価も不十分であることを理由に、第一類医薬品に指定されている。

2009年の改正薬事法により、対面販売が必要とされた第一類医薬品および第二類医薬品は、オンラインでの販売できないとなった。これに対してヘルスケア関連ECサイトケンコーコム」などが、改正法無効主張して訴訟起こしていた。

2013年1月最高裁判所原告訴え認め改正法による権利制限無効であるとの判決下したその後2013年12月成立した改正薬事法により、一般用医薬品ネット販売可能になったが、「スイッチOTC」は新たに設けられた「要指導医薬品」に分類されネット販売原則禁止とされた。ケンコーコム要指導医薬品指定違憲であるとして、2014年1月に国に対して再度訴訟提起した

関連サイト
一般用医薬品販売制度 - 厚生労働省
医薬品のインターネット販売をめぐる動向 - 国立国会図書館

だいいちるい‐いやくひん【第一類医薬品】

読み方:だいいちるいいやくひん

一般用医薬品リスク程度による分類の一。特にリスクが高いもの。一般用医薬品としての使用経験少ない等、安全性上特に注意要する成分を含むもの。→一般用医薬品[補説]



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