その他のトゥールーズ在住外国人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:35 UTC 版)
「トゥールーズ」の記事における「その他のトゥールーズ在住外国人」の解説
トゥールーズには、北アフリカ出身者が約8万人暮らしている(チュニジア出身者23,000人、アルジェリア出身者30,000人、モロッコ出身者18,000人、他に5,000人のレバノン人と4,000人のトルコ人)。市中心部にあるアルノー=ベルナール地区は、以前はイタリアやスペイン人移民が多く暮らしていたが、現在は数多くのアラブ系商店が軒を連ねる、別名『プティ・スーク』と呼ばれている。しかし、階層の高い専門職の人々が移り住んできたことによる不動産価格の上昇で、サン=シプリアン地区のように、ますますその庶民的特性を失いつつある。この北アフリカ出身者の社会ではイスラム教徒が多数を占め、市内には4軒のモスクが存在する。 イギリス人はエアバスの影響で最近増え始めた。彼らはさらにトゥールーズへの定住が著しい。イギリス人はおよそ10,000人である。同じく飛行機産業で集まってきたドイツ人は、約7000人である。その他、キューバ、アイルランド、アメリカ合衆国、アジア(主としてベトナム)、ポルトガル、ラテンアメリカ、ブラジルの各共同体がある。 在住日本人の数は2009年度で約200名と推定されており、日本人子弟のためのトゥールーズ日本語補習授業校が運営されている。
※この「その他のトゥールーズ在住外国人」の解説は、「トゥールーズ」の解説の一部です。
「その他のトゥールーズ在住外国人」を含む「トゥールーズ」の記事については、「トゥールーズ」の概要を参照ください。
- その他のトゥールーズ在住外国人のページへのリンク