そのほかの氏族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 02:21 UTC 版)
山城国松井氏 山城国松井に移住した渡来系で百済人という松井氏。続日本紀によれば、天平宝字5年に松井連を朝廷より下賜された。また綴喜郡松井村などが見える。ほかに太平記収載の山城国住人・松井蔵人。 丹波国松井氏 丹波国桑田郡を根拠として藤原氏を称した。細川氏家臣であるが、こちらは別系統(典厩家)の家臣。松井越前守宗信は細川晴賢の家臣として細川晴元の上洛に従い、晴元が京都を占領するとその命を受けて三好元長・柳本賢治とともに京都を支配した。 美濃国松井氏 室町・戦国期に多藝郡大墳城主として松井九郎直清が割拠。 日向国松井氏 日向国宮崎郡の松井氏。また松井儀成は、私財を投じて用水建設のため測量をなして、藩に建議。これが実現して200町歩もの農地が恩恵を受ける。 金具師の松井氏 金具師・松井弥三郎が豊臣秀吉から200石の知行を受け、徳川家康の大御所時代に駿河国駿府に屋敷をたまわり100石を給せられた。 土器大工の松井氏 松井弥右衛門、天正年間に岡崎城主・徳川家康に召し出されて、御切り米5俵2人扶持を給せられる。江戸入国に随従して、土器御用仰せ付け連綿の家柄となる。襲名を新左衛門という。
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