せっしゅう

デジタル大辞泉

せっ‐しゅう〔‐シウ〕【接収】

読み方：せっしゅう

［名］(スル)国などの権力機関が、個人の所有物を強制的に取り上げること。「占領軍が土地を—する」

せっ‐しゅう〔‐シウ〕【摂州】

読み方：せっしゅう

摂津(せっつ)国の異称。

せっしゅう〔セツシウ〕【雪舟】

読み方：せっしゅう

［1420〜1506］室町後期の画僧。備中の人。諱(いみな)は等楊(とうよう)。京都の相国寺に入り、画技を周文に学んだ。山口に画房、雲谷庵(うんこくあん)を開設。渡明を挟んで宋元画を広く学び、のち大分に天開図画楼(てんかいとがろう)を開設。自然に対する深い観照のもとに個性豊かな水墨山水画様式を完成し、後世に多大な影響を与えた。作「天橋立図」「山水長巻」など。

防府歴史用語辞典

雪舟 （せっしゅう）

室町時代後半の画僧です。一度、山口を訪れた後、大内［おおうち］氏の貿易船で中国にわたって絵を学び、日本に帰ってしばらくして再び山口を訪れ、それ以後は山口を拠点に活動していました。山口で描いた『山水長巻［さんすいちょうかん］』が代表作です。

関連項目

防府の文化財「紙本墨画淡彩四季山水図」
防府の歴史「大内氏の繁栄」（５－１６）

芭蕉関係人名集

雪舟

せっしゅう

（ 応永27（1420）～永正3（1506）、87歳）

室町後期の画僧。備中の人。諱(いみな)は等楊(とうよう)。京都の相国寺に入り、画技を周文に学んだ。山口に画房、雲谷庵(うんこくあん)を開設。渡明を挟んで宋元画を広く学び、のち大分に天開図画楼(てんかいとがろう)を開設。自然に対する深い観照のもとに個性豊かな水墨山水画様式を完成し、後世に多大な影響を与えた。作「天橋立図」「山水長巻」など。（『大字林』より）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

せっしゅう

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 18:20 UTC 版)

同音異義語

せっしゅう

• 【接収】：戦地などで敵の物資を奪うこと。
• 【摂州】：摂津国の別称。