上代植物染
名称: | 上代植物染 |
ふりがな: | じょうだいしょくぶつぞめ |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 染織 |
選択年月日: | 1956.03.31(昭和31.03.31) |
選択要件: | |
備考: | |
解説文: | わが国の染料および染色に関する最も早い時期の様子は万葉集や延喜式にみられ、また遺品としては正倉院に多くの染織品が現存している。京都の後藤貞像(死去)はこれら古代の資料の染料や染色技法について研究し、その復元を図った第一人者であった。昭和五年より同九年の間に「古代植物染の実際」六巻を刊行、昭和十一年より同十四年に至る間に万葉・延喜式の染色標本および解説を作成頒布するなど古代染色法の研究と伝承に力を尽くした。 技法としては近代の化学的染色法が行なわれる以前の植物染の技法にもとづくものである。 |
- 上代植物染のページへのリンク