CM方式 (しーえむほうしき)
CM(コンストラクション・マネジメント)方式は、1960年代に米国で始まった建設生産・管理システムの一つであり、発注者の補助者・代行者であるCMR(コンストラクション・マネージャー)が、技術的な中立性を保ちつつ発注者の側に立って、設計の検討や工事発注方式の検討、工程管理、コスト管理などの各種マネジメント業務の全部又は一部を行うものです。近年、日本でも、コスト構成の透明化や発注者内技術者の量的・質的補完の観点から、CM方式に対する関心が高まっています。 公共事業についてのCM方式の導入については、国土交通省が平成12年12月に「CM方式研究会」を設置し、CM方式の内容、課題等を整理し、平成14年2月に「CM方式活用ガイドライン」をとりまとめをています。ダムの建設についても、森吉山ダムや胆沢ダムで、この方式が試行されています。(→日本のダム:森吉山)(→日本のダム:胆沢(再))(→知識を深める:マネジメント技術活用方式を試行(森吉山ダム)) |
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