さまざまなマッピング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 15:39 UTC 版)
「テクスチャマッピング」の記事における「さまざまなマッピング」の解説
テクスチャマッピングは、他のマッピング技法と区別するため、色情報あるいは拡散反射成分のみを与えるという意味でカラーマッピングもしくはディフューズマッピングと呼ばれることもある。そのほか、光沢(鏡面反射)の特性をマテリアル単位(ポリゴン単位)ではなくピクセル単位で与えるグロスマップ(スペキュラーマップ)などもある。 テクスチャマッピング テクスチャと呼ばれる模様や画像を貼り付ける(カラーマップ、ディフューズマップ) グロスマッピング ピクセル単位で光沢の度合いを制御する(グロスマップ、スペキュラーマップ) バンプマッピング 表面に擬似的な凹凸を持たせる(ハイトマップ) 環境マッピング 擬似的に周囲の写り込みを再現する 透過マッピング 部分あるいは全体に透明度/不透明度のパターンを持たせる(アルファマップ) 法線マッピング ピクセル単位の3次元法線ベクトルで表面の詳細度を疑似的に向上する(ノーマルマップ) シャドウマッピング(英語版) 光源から見たシーンの深度情報を格納しておき、シーンに影を付与する(シャドウマップ) ディスプレイスメントマッピング(英語版) ローポリゴンモデルに対して、レンダリング時に詳細な凹凸情報を与えることで、実際の形状(ジオメトリ)を細分化・変位させ、ディテールを豊かにする。
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