さきだ・つ

デジタル大辞泉

さき‐だ・つ【先立つ】

読み方：さきだつ

［動タ五（四）］

１ 先頭に立って行く。また、先頭に立って行動する。「リーダーが—・って登る」

２ ある物事をするより以前に行われる。順序が先である。「講演に—・って講師の紹介があった」

３ 先に死ぬ。「親に—・つ不孝」「妻に—・たれる」

４ 何かをするときに、はじめに必要になる。「旅行したいが—・つものがない」

［動タ下二］「さきだてる」の文語形。

文語活用形辞書

先立つ

読み方：さきだつ

タ行下二段活用の動詞「先立つ」の終止形。
「先立つ」の口語形としては、タ行下一段活用の動詞「先立てる」が対応する。

口語形

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さきだつ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 15:09 UTC 版)

発音

• (東京) さきだ​つ [sàkídáꜜtsù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [sa̠kʲida̠t͡sɨᵝ]
• (京阪) さきだつ (平板型)

動詞

さきだつ【先立つ】

1. 先頭に立つ。
2. ある物事よりも前に行われる。
3. 先に死ぬ。
   • 先立つ不孝をお許し下さい。
4. 物事をする際、最初に必要となる。
   • 先立つもの（=資金）

活用

語源

「さき」（先） + 「たつ」（立つ）

発音（四段活用）

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)さきだとぅ

  (南北朝時代)さきだとぅ

  (室町時代)さきだつ

  (江戸時代)さきだつ

動詞

さきだつ【先立つ】

1. 先（さき）に行（い）く。
2. 先に行（おこな）う。
3. 先に死（し）ぬ。

さきだ-つ 動詞活用表（日本語の活用）

タ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
さきだ	た	ち	つ	つ	て	て

さきだつ【先立つ】

1. 先に行かせる。
2. 先に死なせる。

さきだ-つ 動詞活用表（日本語の活用）

タ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
さきだ	て	て	つ	つる	つれ	てよ

諸言語への影響

• 現代日本語: さきだつ、さきだてる