さいゆうきとは? わかりやすく解説

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さいゆうき〔サイイウキ〕【西遊記】

読み方:さいゆうき

[一]中国明代長編小説四大奇書の一。100回。呉承恩(ごしょうおん)の作といわれる。唐の玄奘(げんじょう)三蔵が、孫悟空猪八戒(ちょはっかい)・沙悟浄(さごじょう)を供に、さまざまの苦難にあいながら天竺(てんじく)(インド)へ行って仏典得て帰る話。

[二]中国、宋末から元初紀行文2巻。元の志常(りしじょう)撰。チンギス=ハン招かれ、師の長春真人西遊したときの記録長春真人西遊記。

[三]江戸後期紀行随筆正編続編5巻橘南谿(たちばななんけい)著。寛政7〜10年(1795〜1798)刊。「東遊記」の姉妹編天明2年(1782)から山陽西海南海諸道旅行して得た奇談収める

[四]邱永漢による[一]現代日本語訳版。「中央公論」誌に昭和33年(1958)から昭和38年1963)まで連載単行本昭和34年1959)から昭和38年1963)にかけて、全8巻刊行




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